アンジェリーナ・ジョリー主演の「チェンジリング」を観た感想
最近、アンジェリーナ・ジョリーさん主演の「チェンジリング」という映画を観ました。
大まかなあらすじ
年代は1928年、アメリカのロサンゼルス。アンジー演じるシングルマザーのクリスティンの息子、ウォルターがある日いきなり行方不明になります。
彼女は震える手で電話を取り、警察に通報します。が、警察は「行方不明になってから24時間以上経ってからじゃないと捜索は出来ない」と言い、すぐには探してくれませんでした。
その時点でちょっと胸くそ悪いなあって思ってたんですが、今思えばそれもまだ序の口でしたね~_(:3 」∠)_
五か月後、ウォルターが発見されたという連絡を受け、大喜びのクリスティンでしたが、いざ会ってみると
( ゚Д゚)え、私の子じゃないやん
っていうね…
ウォルターとは全くの別人の男の子を連れて、警察は「あなたの子です」と言い張り、挙句クリスティンが混乱してるだけだと押し通します。
そんで最初「まあ、確かに混乱してるのかも」と思ったクリスティンは、いったんその子を引き取ります。
ですがやっぱり全然違う子です。
そもそも身長なんかウォルターより七センチも違うっていうね。
たった5ヶ月で7センチも身長が縮むかー!って、クリスティンは必死に警察に訴えるのですが、警察は聞く耳持たず。
多分あれですね、自分らの失態を認めたくなかったんでしょうね。
警察はむしろクリスティンがおかしいと主張し、マスコミや医者を使って彼女を追いこみ、精神病院に強制的に入院させてしまいます。
昔の精神病院って、今と比べるととてもひどい所だったんですよ。
患者の頭に電極付けてビリビリー!とかね。こわいこわい。
ちなみに、その病院に居た患者の中には、警察絡みで揉め事を起こした(起こされた)人もいて、実際なんも悪くないのにぶち込まれた人も居たようです。
クリスティンが行方不明であることに気付いた彼女の支援者・ブリーグレフ牧師は、彼女を救い出すため病院へ向かいます。
タイミングのいいことに、牧師が到着した頃にはなんと、クリスティンは無理矢理電気ショックを受ける直前でした。危ない危ない。
そうして病院から出ることができて、警察もまた真剣に捜査をやり直し始めました。
ほんで、とある刑事さんが捕まえたカナダから亡命してきた少年がおってね。
その子はアメリカに住む従兄と住んでたんやけど、なんとその従兄がね……あ、これはあかん。黙っとこ。
とにかくその、従兄のほにゃららに関係したことで、その子はウォルターに会ったことがあるということがわかったのです。
果たして、ウォルターは見つかるのか…
そして感想
全部通して観て一番思ったのは、
警察めっちゃひどいな!( `ー´)
っていう感想(笑)
ただ、本当によかったのはクリスティンには味方が沢山いたことです。
とくに、彼女を支援する牧師役のジョン・マルコビッチはいい味出してました。
「RED」で、ブーちゃんを連れてくぞ!って虚ろな目で叫んでいた人と同一人物とは思えない、誠実な演技でした。あれはあれで好きだけどね。
こういう、実際にあった事件をモチーフにした映画は心をえぐられますが、見た方が絶対いい!
何かしらの教訓になるものはあると思います。
それがどんな教訓かは人それぞれですけど(-ω-)
気になった方は是非観てみてください('ω')ノ
ちょっときついストーリーなので、心が疲れてないときに観ることをおすすめします(笑)