17歳のカルテ 主役を食うアンジー草
こんにちはー。
雨もひどいし、なんか寒いし、季節感壊れとるよ最近ー。
こんな時期の休日は家でゴロゴロするに限ります。なんて素敵な過ごし方。
……まあ、いつもゴロゴロしてるんだけどね季節にかかわらず。
「17歳のカルテ」
さて、今日はDVDを見ていました。
アンジェリーナ・ジョリー主演、いや違ったウィノナ・ライダー主演アンジェリーナ・ジョリー助演の映画、17歳のカルテ。
公開は1999年。「閉鎖病棟の少女たち」という小説が原作。
これは当時新人だったアンジェリーナ・ジョリーが、アカデミー賞をはじめとした様々な映画賞の助演女優賞をほしいままにした作品です。
主演のウィノナ・ライダーさんはちょっとおもしろくなかっただろうねー。でもウィノナ・ライダーさんもすごくいい演技だと思うけどなー。
あらすじ
主人公のスザンナは、ある日薬を大量に摂取(OD=オーバードーズ)して自殺を図ろうとする。
そのまま精神科病棟に入院するが、彼女は周りとなかなか打ち解けることができなかった。
そんな中、脱走していた患者が発見され、病院に連れ戻される。
バサバサの金髪に大きくて切れ長の双眸、全身から漂うような危険な色気を持つその患者の名前はリサ。
スザンナはリサの持つカリスマ性と大胆な性格に惹かれていきます。
ですが病院の人間からしたらリサは問題児。
リサはしょっちゅう問題を起こしては、隔離室に入れられていました。
そんである日、リサはスザンナを巻き込んで夜中にとある問題を起こします。
リサは電気ショック療法を受け、精神的に混乱した状態で夜中にスザンナの元を訪れ、「一緒に病院を出よう」と言いますが........。
感想 しょっぱい
いやー、アンジェリーナ・ジョリーはマジでアンジェリーナ・ジョリーだった(意味不明)
やっぱりあの独特な存在感。当時新人だったらしいのですが、主演のウィノナ・ライダーを差し置いてアンジーの方がめちゃくちゃ注目されたってのは納得です。
あれは端役で収まる女ではないでェ........!
とくに、伏せていた目を急にパチっと開いて、上目遣いで相手を睨むように見ながら、ニヤリと笑う表情。たまりませんね。
背骨の内側をゾワゾワと触られているような、寒気がしました。かっこよすぎか。
ウィノナ・ライダーですが、自身も境界型パーソナリティ障害での入院歴があります。そういう経緯もあって、この映画の原作に惚れ込んで映画化権を買い取りました。製作総指揮も買ってでたんです。
そんだけ力入れたのに、脇役の新人が注目されてたらちょっとむっとしちゃうよなぁ。
まとめ
境界型パーソナリティ障害っていうのは、簡単に言うと感情の制御が著しく不安定になり、衝動的な行動や、自傷行為などをしてしまう精神疾患ですね。
実は私も一時期それで入院したことある。
ほんとこれめちゃくちゃ簡単にまとめた説明ね。
ネットとかでもよく「あ、こいつボーダー(境界型パーソナリティ障害)ぽいな」って人が結構居る。そんくらいメジャーというか、病院行って診断されてないだけで実はおもっくそ患者多そうな病気。
これ見ておもったのは、精神疾患っていうのは人として欠陥があるからなるわけではないんだなってこと。
誰だってなる可能性はあるんだよね。
うん........なんかしみじみしたというか、ちょっとしょっぱい気分になったw
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