「四つの嘘」4人の女性達の交錯する運命......!
こんにちは(`・ω・´)
いけださん最近めっちゃ蚊に刺されたよ!
両足を中心にめっちゃ刺された!かゆい!
さて、今日は小説の話をします。
2004年に産経新聞にて連載されていた大石静先生の作品、「四つの嘘」について語らせてください!
あらすじ
アメリカ、ニューヨークのスタテンアイランドへと向かうフェリーが事故に遭い、それに乗っていた日本人カップル・河野と美和が死亡する。
そのニュースを日本で見た主婦の満希子は驚きで言葉をなくしてしまう。美和は学生時代の親友だったのだ。河野のことも知っていた。
満希子はこのニュースのことを、かつての同級生であるネリと詩文にも知らせる。
詩文はこのニュースに大きな衝撃を受ける。
河野は元夫であり、詩文の娘である冬子の父親であった。
そして学生時代に、美和の恋人だった河野を略奪した過去があった。
詩文は、幼い頃から男性を惑わせる魅力があった。様々な男性を誘惑し、思い通りに動かす。
そして彼女自身は淫乱であった。その手腕で美和から河野を奪い、弄んだのだ。
医者のネリは、美和たちのニュースにさして驚くことはなかった。それどころかあまり興味はなかった。
なのであまり気にせず仕事をしていたのだが、ある日試合後に意識不明になった若いボクサーが病院に運び込まれる。
そしてなんと、そのボクサーに付き添いで来たのは詩文だった........。
この小説は、大人になった詩文を中心に展開される現在の話と、詩文たちの高校時代の話の二つの話を軸に描かれています。
感想 くっっっそドロドロしとる
詩文、ね。
同性からはかなり嫌われるタイプだと思う。
でもね、この小説の中では1番魅力的で、読んでてドキドキする。
美和から河野を奪うときの手腕もなかなかのもの。
持ち前の知識と、魅力的な表情の見せ方で翻弄して、たちまち彼を自分のものにしてしまう。
ほら、人の恋人をやたら羨ましがって、奪おうとする人ってたまにいるじゃん。不倫ばっかりする人とか。
詩文はそういう人の中でもかなりの手練だと思う(笑)
満希子はね、昔はすんごい美人で、将来芸能人とかになったらいいんじゃない?って周りから言われたりするタイプだった。
でもあっさり結婚して家に入ってしまって、今では普通のパッとしない主婦になってしまって。彼女はその事について少し負い目というか、認めたくない事実みたいな?
本人も美人だってこと分かってたし、プライドが許さんって感じに思えた。
ネリは個人主義なんだけど、ただこの小説の中では一気に人間味というか、人と関わることに対する考え方が変わって行ってるように見えたなー。
話の内容としてはかなりドロドロしてる。
昼メロみたい(笑)
確かドラマ化してたよねー。
詩文役が永作博美さんで、すごい似合ってる感じだった。
まさに詩文!って感じの、いい演技だったなー。1話分しか見てないけど←
まあ、そんな感じでかなりドロドロしてて、かつ人によっては嫌な気持ちになる描写もあるけど、面白いと思う(`・ω・´)
直接的な表現はないけど、結構読んでてムラムラする所もある(笑)
そういうの好きな人にはおすすめ(`・ω・´)
ぜひ読んでみてください!
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