「主人公は僕だった」これは心がポカポカする素敵な映画!
こんにちは。
最近カルーアミルクにハマっています。
元々酒飲みなので、そういうものはよく嗜むのですが、やはり女の子なので(笑)、甘いお酒が好きです。
ほんとはね、珈琲泡盛のほうが好きなんです。
カルーアより甘さ控えめで飲みやすい。
でもなかなかお店に売ってたりしないからねー。
さて、今日ご紹介する映画は、
「主人公は僕だった」
です。
ほのぼの系のファンタジー映画なのですが、ちょっと精神的に疲れた時なんかにおすすめです。
あらすじ
国税庁に務めるハロルドは、毎日毎日、規則正しくて退屈な生活をしていました。
決まった回数歯を磨き、決まった歩数で歩いてバス停に行き、仕事に向かう。友達も少なく、娯楽もない、本当に退屈な日々でした。
そんな毎日が、ある日突然壊れます。
というのも、どこからが女性の声がして、ハロルドの行動や心情を小説のように語りだすようになったのです。
彼の抱える仕事への不満や、彼の行動を逐一語り続ける声のことを、彼は周りの人に知らせようとするのですが、周りの人には聞こえていません。
それどころか声は「彼が死ぬ」というようなことを語り出す始末。
ハロルドはパニクってしまいます。
当然、周りからは病気を疑われますね。
しかし彼を診察した心療内科の医師から、とある大学で文学理論を教えているヒルバート博士を紹介されたことや、
国税庁の仕事で関わることになったパン屋さんの女性のアナ・パスカルと出会ったことにより、物語は更に動き出します。
やがてハロルドの聞いてる声が小説家のカレン・アイフルのものであるとわかったハロルドは、何とかして彼女に会おうとします。
果たしてハロルドの運命やいかに!
感想 面白いよ
まずさぁ、主人公のなんの面白みもない人生がある日いきなりぶち壊されるっていう筋書きがさ、王道だけど面白いよね。
しかもこの話は主人公はオッサンだし、ある日いきなり勇者になるとかそういう話ではない。
ただ、声が聞こえるようになるって言うのがね。普通なら「俺は病気なのか」って絶望するんだけど、ハロルドはそこで心折れたりしないのが好感持てる。
アナの存在も大きい。
くそ真面目でつまらん男のハロルドが、彼女のおかげでどんどん人間らしくなってく。
言っちゃなんだけど、それまでのハロルドは「生きててたのしいか?」っていうような人間で、魅力的とは言い難い。
アナと会って恋をするようになってからは、彼はどんどん生き生きとしだすんですよ。見ていて自然と笑顔になってしまいます。
まとめ
注目してほしいのは、「自分の力で人生を変えようと努力する主人公の姿」と、「彼に影響を与え、彼を変化させる周りの魅力的な人達」です。
この映画では人も死なず、戦いも起きず、争いもありません。
ですが間違いなく、見る人の心を打つものです。
こんなに心が暖かくなる映画、私初めて見ましたよ(`・ω・´)
ぜひ見てみて!